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コーエンズ久美子

KOENS Kumiko

コース:総合法律コース
メールアドレス:koens@
ホームページ:
オフィスアワー:火曜日12:00-14:30
専門領域:商法
大学院担当:社会システム専攻 商法
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/11_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • 金融取引、証券振替決済システム

論文

  • 消費者法情報,現代消費者法,(26) ,2015年03月
    単著
  • 受託者の権限違反行為と救済,信託の理念と活用(トラスト未来フォーラム研究叢書), ,2015年03月
    単著
  • 証券振替制度における口座管理機関の法的地位と担保権,山形大学紀要(社会科学),45(1) ,2014年07月
    単著
  • 証券振替制度における担保権~ユニドロア条約の規定~,国際商事法務,41(9) ,2013年09月
    単著
  • 手形の商事留置権と弁済充当―最高裁平成23年12月15日判決を素材として―,山形大学法政論叢,(56) ,2013年03月
    単著
  • (判例研究)会社分割に係る新設会社が分割に伴う承継の対象とされなかった分割会社の債務について責任を負わないとされた事例,山形大学法政論叢,(53) ,2012年03月
    単著
  • (判例研究)会社の代表取締役が事実上主催する別会社を利用して競業取引を行った場合における同人に対する競業避止義務違反に基づく損害賠償請求において、代表取締役個人およびその家族の報酬合計額の5割を損害額とするのが相当であるとされた事例,山形大学法政論叢,(48) ,2010年06月
    単著
  • 預金の帰属と優先的返還請求権―英米法の信託法理の検討を手がかりとして―,山形大学法政論叢,(44・45) ,2009年05月
    単著
  • 信託法理と証券会社が預かる顧客資産の「帰属」,山形大学紀要(社会科学),37(2) ,2007年02月
    単著
  • 証券振替決済システムにおける権利の帰属と移転の理論―アメリカ統一商法典第八編の再検討を通して―,検証会社法, ,2007年00月
    単著
  • 口座振替決済システムにおける証券の特定性,私法,(68) ,2006年04月
    単著
  • 証券の口座振替システムにおける投資家の物権的権利,最新倒産法・会社法をめぐる実務上の諸問題, ,2005年00月
    単著
  • 口座振替決済システムにおける証券の特定性,名古屋大学法政論集,(203) ,2004年06月
    単著
  • 信用状の独立抽象性に関する法的考察(四・完),名古屋大学法政論集,(180) ,1999年12月
    単著
  • 信用状の独立抽象性に関する法的考察(三),名古屋大学法政論集,(179) ,1999年09月
    単著
  • 信用状の独立抽象性に関する法的考察(二),名古屋大学法政論集,(178) ,1999年06月
    単著
  • 信用状の独立抽象性に関する法的考察(一),名古屋大学法政論集,(177) ,1999年03月
    単著
  • (判例研究)信用状取引における買取銀行の書類点検義務,名古屋大学法政論集,(176) ,1998年12月
    単著

学外での活動(高大・地域連携等)

  • 山形県PFI事業者選定審査委員,2008年01月-2008年09月
  • 「正解のない学問・説得の学問:法学」(出張講義・山形中央高校),2007年07月
  • 山形県消費生活審議会委員,2004年10月-継続中

相談に応じられる分野

  • 商取引・国際取引・証券・手形

インタビュー

 ― : 先生の研究していらっしゃる商法とはどのようなものなのでしょうか?
コーエンズ: 商法は大きく分けて2つの分野に分かれています。1つ目は会社法と言って、会社という組織についての法律のことです。この法律では主に会社の設立の方法や株主総会などに関することを取り扱っています。2つ目の分野は商法など商取引に関することを取り扱っています。もともと商法の中に会社についての法律も含まれていたのですが、時代の流れの中であまりにも膨大になり、商法から独立してしまいました。現在私は、商取引に関する法律について研究しています。
 ― : 商法の難しさと面白さとは、例えばどのようなことでしょうか?
コーエンズ: 利潤の追求を目的に活動する企業には公正で効率的なルールが必要です。あまり厳しいルールで縛ってしまうと、企業の本来の目的である利潤が生まれなくなることもあります。そのあたりのバランスが商法の難しさであり、面白さでもあります。
現在特に、銀行の振込みや証券会社の売買取引について研究しています。銀行口座は家賃や公共料金の振込み、通信販売での支払いに利用するときに使いますが、便利な反面、取引の当事者の間に銀行という第三者機関が加わることで新たなトラブルも発生する可能性があります。たとえばATMで間違って別の口座に振り込んだときは誤振込みといいますが、どうしたらいいのでしょうか?
 ― : 誤振込み先に頼んで、返してもらえばいいと思います。
コーエンズ: もちろんそのとおりなのですが、お金というものは名前が書いていませんので、受け取った人のお金と混ざってしまった場合、その人が拒否したり、行方が分からないときには、解決が難しくなります。さらに企業同士の取引で誤振込みした場合は金額も大きく、問題も深刻です。またもし相手が倒産していた場合は債権者もお金を欲しがりますし、誤振込み金はどうなるのでしょうか?この場合の最高裁の判決では、債権者と誤振込み人に同じ位の権利があり、お金を等分に分けなければならないとされました。誤振込み人がかわいそうだという意見もありますが、どう思いますか?そこで振込み人を守ることも考えなくてはなりません。しかし銀行が全ての振込みを確認すると法律で決めてしまうと毎日大量に行われている振込みという取引が円滑に行われなくなってしまいます。誤振込み人を守るということと振り込み取引全体が円滑に行われるようにするということのバランスを考えながら、ルールのあり方を考えていくところが商法の難しさと面白さです。
 ― : 先生はなぜ商法を研究しようと思ったのでしょうか?
コーエンズ: 大学時代、商法のゼミに入っていました。学生ですから企業の活動について、あまり知識もなく学んでいたのですが、自分とはまったく関係ない人々のことを想像し、いろんな立場の人々の利益のバランスを考えることが面白かったので研究の道に進みました。
 ― : 最後に高校生に一言、お願いします。
コーエンズ: いろんな分野のたくさんの本を読みながらそこに書かれることをイメージする力を身につけてほしいと思います。活字から映像を作り上げるような力です。法律が適用される場面には、皆さんが遭遇したときのないようなことがたくさんあります。経験の無いことでも想像することにより何が問題になっているかを自分の力で理解することができるようになり、また自分自身でその解決法を考えることが楽しくなります。

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