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星野 修

HOSHINO Osamu

コース:地域公共政策コース
メールアドレス:hoshino@
ホームページ:
オフィスアワー:月・火・水曜日12:00-13:00
専門領域:西洋政治思想史
大学院担当:社会システム専攻 ドイツ政治思想
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/420_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • (1)19世紀及び20世紀のドイツを中心とする西欧近・現代の政治思想史研究 (2)近・現代西欧,とくにドイツ・イギリスの教会・国家関係の比較政治的研究。

論文

  • イギリス公定教会体制の形成と変容―State ChurchからVoluntary denominationへ―,東洋学術研究39巻2号, ,2000年11月
    共著
  • 教会・国家関係についての近年の研究動向―モンスマ/ソーパー『多元主義の挑戦』(1997年)をめぐって―,東洋学術研究38巻1号, ,1999年05月
    共著
  • ドイツにおける政治と宗教-19世紀から20世紀-,東洋学術研究,36(1), ,1997年05月
    共著
  • マックス・ウェーバーの指導考民主主義論,法学,56(6), ,1992年01月
    共著

インタビュー

 ― : 星野先生の専門領域を教えてください
星 野: 西洋政治思想史です。20世紀前半のドイツ政治思想史やっています。
 ― : 具体的にはどのようなものでしょうか。
星 野: マックス・ウェーバーとカール・シュミットの政治思想を中心に研究しています。ウェーバーはヨーロッパ文明が辿った合理化・近代化・官僚制化の行く末を見て、そこから将来社会がどうなるのか考え続けた人です。中国、インド、イスラム世界を考察し、さらに古代、中世、近代と古今東西に渡り幅広く考察し続けた社会科学の巨人です。シュミットはナチ桂冠法学者といわれた人で、ナチ・イデオローグのひとりでした。活躍したのはワイマール民主政、ナチ時代、戦後ドイツと3つの時代にまたがりますが、政治の世界を常人とはまったく違った視点で描き出し論じた人です。一例を挙げると、特殊政治的な社会領域はないといっています。芸術の世界にも学問の世界にも経済の世界にも政治という現象は現れる、友敵対立がある一定の強度を越えると政治的な争いになる、と捉えています。派閥争いが例になりますね。国際紛争の場合でも法律的な対立、経済的な対立というものが最初に出てきますが、それが進行していくと、政治的な対立になる、と指摘した人です。シュミットは、敵か味方かと思考した場合それが特殊政治的な思考だといっています。きわめてユニークな論理と思索を展開した人です。
 ― : この二人に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?
星 野: 大学時代に政治思想史のゼミに入り、そこでしばしば言及されるのがこの二人だったんです。その後、ドイツ研究をしようと思いまして、必然的に、といった次第です。
 ― : それでこの二人を研究し続けている、と
星 野: 二人とも現代政治一般、特にデモクラシーの問題について深く考察し続けた人達です。ウェーバーはリーダーを不可避としていますが、シュミットはデモクラシーと独裁は矛盾しないというユニークな主張をしたことで知られています。ドイツ政治の研究で最大のテーマとなるのはワイマールデモクラシーとその挫折、ナチ体制の成立となりますが、これらを考察する際に二人を手がかりに考えてきました。なので二人の専門家というよりもワイマールデモクラシーとナチズムを研究するためにこの二人を取り上げてきたといったほうが正確なのかもしれません。
 ― : 最後に高校生に一言お願いします。
星 野: ヨーロッパ近代、アメリカ独立以後の歴史をある程度身につけておかないと、社会科学を学ぼうとする際に、障害となってしまいます。ただの暗記科目だと思わず、歴史の流れというものを大きく掴んで勉強してほしいと思います。

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