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宇津 まり子

UTSU Mariko

コース:グローバル・スタディーズコース
メールアドレス:mariutsu@
ホームページ:
オフィスアワー:火曜日13:00-14:30
専門領域:アメリカ文学
大学院担当:
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/200000122_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • ジェンダー、クィア、人種の観点をふまえ、ケイト・ショパン作品の再解釈を行うこと。

論文

  • A Subversive Subplot in Kate Chopin’s “Ma’ame Pélagie”,The Journal of the American Literature Society of Japan,12 21-33,2014年02月
    単著
  • Kate Chopinの“Her Letters”—女のフェティシズムから見えてくるもの,言語文化研究所報,27 44-52,2012年07月
    単著
  • ケイト・ショパン「一時間の物語」—『目覚め』との比較から浮上する「心臓病」の機能,山形県立米沢女子短期大学紀要,47 5-13,2011年12月
    単著
  • Lesbian and Hetero- sexual Duality in Kate Chopin’s “Lilacs”,Mississippi Quarterly,63(1-2) 299-312,2011年02月
    単著
  • 曖昧耐性と英語聴解能力の関連について-パイロット・スタディ,山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告,35 37-41,2008年03月
    共著
  • トランスベスティズム、レズビアニズム-ケイト・ショパン「フィドーラ」の鏡物語,山形県立米沢女子短期大学紀要,43 47-53,2008年01月
    単著
  • Desiring Her Self: a Study of Kate Chopin’s The Awakening,山形県立米沢女子短期大学紀要,42 45-52,2007年01月
    単著
  • Timed Readingsの利用とその効果2,山形県立米沢女子短期大学紀要,40 27-34,2005年01月
    単著
  • Timed Readingsの利用とその効果,山形県立米沢女子短期大学紀要,39 31-37,2003年12月
    単著
  • A Study of Theodore Dreiser’s Sister Carrie,山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告,30 23-39,2003年03月
    単著
  • A Heroine on the Edge: Ellen Glasgow’s Virginia,山形県立米沢女子短期大学紀要,37 31-38,2002年12月
    単著
  • 父母の計略—トニ・モリスン『タール・ベイビー』,言語文化研究所報,15 86-92,2000年12月
    単著
  • 姉妹達の刻む時¬—リタ・メイ・ブラウンの『シックス・オブ・ワン』,言語文化研究所報,14 71-77,1999年07月
    単著
  • Who Else Wants to Share Her Tongue?: Jonah’s Gourd Vine and Their Eyes Were Watching God,論集,20 33-44,1999年03月
    単著
  • Lost in the Quicksand of Double-Oppression,Tsuda Review,43 47-59,1998年11月
    単著

著書

インタビュー

 ― : 先生の専門領域を教えてください。
宇 津: アメリカ文学を研究しています。文学作品というのは文化の産物でもあり、また逆に文化を作り出す媒体でもあると考えています。歴史や時代の変化の中に文学作品を位置づけて、その時流の中で、ある文学作品がどういった意味を持ちうるのか、どういった働きをしたのかを考えています。
 ― : 具体的にどのような研究なのでしょうか?
宇 津: 具体的には、現在は19世紀末の女性作家ケイト・ショパンを研究しています。1899年に書いた『目覚め』という作品が有名ですが、この作品は上位中産階級の妻に家庭を捨てさせる物語なので、当時は激しくバッシングされました。ショパンには病気もあり、6年後には死んでしまって、その後半世紀ほどは世間から忘れられた作家になっていました。
 このような経緯から、「世間から排除された孤高の作家」というようなイメージがついてしまっていますが、それを時代の中に戻して考えようとしているのが私の研究です。
 ― : この研究に興味を持ったきっかけは何でしょうか?
宇 津: きっかけはアメリカ人研究者Bucherが書いた1本の論文でした。19世紀末は1920年の女性参政権の達成に向けて確かに女性運動も盛んだったのですが、これまでのショパン研究はここにばかり目を向けていたような気がします。Bucherはここにレズビアンという視点を導入しました。確かに、19世紀末は性科学という学問がアメリカに入っていって、同性愛というものに人々の目を向けていった時代でもあります。そういった流れに対しショパンはどう反応したのかということは、考えてみる価値のあることだと思います。
 また、彼女は南北戦争後の南部作家でもあるので、黒人を描いた作品も多いのですが、差別的南部と解放的北部といった典型的な枠組から離れることで、この点についても新しく見えてくるものがあるのではないかと思っています。
 ― : 最後に高校生に一言メッセージをお願いします。
宇 津: 今になって驚くことが多いのですが、高校生、大学生の頃の感性というのは本当に鋭いと思います。小説を読むということひとつとっても、中年を迎えた今では、いつまでも忘れられない大きな感動を得るということは珍しくなってしまいました。他方、学生の頃に読んだ本というのは、いつまでもその感動が続くし、ある場面や言葉が何度も記憶の底から蘇ってくることもあります。年齢によってこんなにも読みの引き起こすものが違うのかと実感するとともに、若い頃にもっともっとたくさん読んでおくべきだったと後悔しています。
 学生のみなさんには、本に限らず、映画でもスポーツでも何でも良いのですが、自分の感性に積極的に栄養を与えるということを意識してもらいたいと思います。

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