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日本語研究から生成文法理論へ

髙橋 真彦(共編著)

開拓社:2020年

〔内容紹介〕

本書は、2つの国立国語研究所領域指定プロジェクトの研究成果の一部として刊行された論文集である。タイトルで示されている通り、本書に収められた17編の論文はすべて、日本語に軸を置いた比較統語論研究や言語獲得研究に基づき、生成文法理論の発展へ貢献しようとする試みである。本書で議論されている現象・理論的課題は多岐に亘り、テーマに基づいて、全5部で構成されている。Part 1ではラベル付けと言語間変異、Part 2では統語知識の獲得、Part 3では名詞句の構造と意味、Part 4では省略現象の多様性、そしてPart 5では格標示と統語構造が、それぞれに収められた論文で論じられている。これらの論文が、更なる比較統語論研究や言語獲得研究の発展の契機になることが期待される。

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