講演会「ジェンダーと政治を近現代史から考える」を開催します！
2025年8月28日
本年、日本は戦後80年の節目を迎えます。自由民主主義のもとで経済的・社会的発展を遂げてきた一方、依然として解決を要する課題が残されています。男女の賃金格差は先進国の中でも大きく、女性の政治参加は低水準にとどまっています。また、「政治とカネ」を巡る問題は戦後を通じて繰り返し表面化し、政治不信の一因となってきました。
これらの課題は、単なる現代的現象ではなく、近現代史の中で形成されてきた社会構造や制度的背景と深く結びついています。本研究会では、政治経済学や政治史を専門とする若手研究者を山形大学に招き、長期的な歴史の視点から現代日本の課題を検討します。ジェンダー平等の実現、政治参加の拡大、健全な民主主義の基盤づくりに向けて、歴史研究が提供しうる示唆や展望を参加者と共有する場とすることを目指します。
「ジェンダーと政治を近現代史から考える」
日時：9月10日（水）14時00分～17時00分
場所：山形大学小白川キャンパス 人文社会科学部 3階 301教室
スピーカー：安中進（早稲田大学）、山中仁吉（釧路公立大学）、草薙志帆（東京都立大学大学院）
討論者：中村文子（山形大学）、芦谷圭祐（山形大学）
司会：芦谷圭祐（山形大学）
主催：YU-COE(M)「地域共生社会におけるジェンダー研究拠点」
お問い合わせ：芦谷圭祐 TEL: 023-628-4242 ashitani☆human.kj.yamagata-u.ac.jp
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