グローバル・スタディーズコースの合田陽祐先生による翻訳書が刊行されます。
2026年6月12日
コレージュ・ド・パタフィジック(ポール・ガイヨ&ティエリ・フルク)著、『101語でわかるパタフィジック』、白水社文庫クセジュ、2026年7月。
教員からのメッセージ
コレージュ・ド・パタフィジックは、フランスで戦後間もない時期に設立された、その高い遊戯性で知られる前衛グループです(この「前衛」は芸術の世界では特別な意味をもつ言葉なのですが、ここでは「実験的」といった意味で用いています)。マルセル・デュシャン(画家)やレーモン・クノー(小説家)、さらにはウンベルト・エーコ(記号学者)など、著名な芸術家や作家、思想家が参加したことでも有名で、その活動はのちに国際的な規模まで発展しました。日本ではコレージュ・ド・パタフィジック関連の書物が出版されるのは初めてのことなのですが、本書では中心メンバーや彼らの作品、あるいはこの組織そのものの紹介をおこなっています。コレージュの入門書のかたちをとってはいますが、現代アートや文学に興味を持つ多くの方に、手に取っていただける内容になっていると思います。「パタフィジック」という耳慣れない言葉が気になった方も、ぜひご一読ください。



