研究・地域連携・国際交流

研究・地域連携・国際交流

ホーム > 研究・地域連携・国際交流 > 地域連携:山形・仙台圏交流研究会 > 第二期山形仙台圏交流研究会第70回研究会

社会連携ニュース

山形・仙台圏交流研究会

第二期山形仙台圏交流研究会第70回研究会

2015年11月25日、13時00分~14時30分、於:第2会議室

科研費をもとに行なった観光調査について

人文メンバー7名,若手オブザーバー2名,県村山総合支庁地域振興課2名の参加があった。
まず西平直史准教授より,科研費をもとに行なった観光調査について報告があ った。明石市を対象に,観光の供給側である観光協会のWEBサイトと需要側であ るトラベルサイトの口コミとをテキストマイニングの手法で比較検討したところ, 需給間に情報のミスマッチが確認された。端的には,観光協会のWEBサイトは域 内情報に終始し,広域情報が得られない。同様の手法を山形仙台圏に適用し, データを活用ようすれば一層の交流促進につながる。質疑は主にテキストマイニ ングの方法について交わされた。

「総合支庁の見直し」と委託事業への影響について

次いで,地域振興課課長より,山形県で行われている「総合支庁の見直し」と 委託事業への影響について説明があった。地域振興課は市町村の活動の支援,調 整に力点を移すことになり,関連して委託事業に組み込まれていた学生のイン ターンシップで利用していた事業が見直される。そのため,今年度のインターン シップの内容,日程の見直しが必要になる。種々質疑の末,インターンシップ期 間は昨年度同様2月中旬とする,日程も5日間を基本としつつ,学生に取り組ん でもらう事業との関係で調整する,細部は今後交渉しながら詰めてゆく,という ことを確認した。

仙山カレッジ第32回フォーラムの模様について

三番目に,10月24日河北新報社本社にて開催された仙山カレッジ第32回フォー ラムの模様について安田より報告があった。東北の観光は,国内客が大震災前の 水準に復帰しているの対し,訪日外国人客は7-8割に止まっている。パネルディ スカッションではその点を踏まえ,広域観光という観点から選択と集中を行う, 財務相・中央銀行総裁会議が仙台市で開催される来年のサミットを念頭に情報発 信を強める等の提案がなされた。

最後に,山田浩久教授より,県の委託事業「地域課題解決実践活動モデル事 業」の進捗状況について報告があった。

次回開催未定。
報告希望者は安田研究室(023-628-4270)までご連絡ください。

ページトップへ

ページトップへ

サイトマップを閉じる ▲