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言語学の現在を知る26考

富澤 直人(共編著)

研究社:2016年

〔内容紹介〕

本書は山形大学人文学部(現人文社会科学部)および大学院医学系研究科で約27年間に渡り教鞭を執られ、その後2016年に東京理科大学理学部を定年により退職された丸田忠雄山形大学名誉教授の業績を称える記念論文集であり、丸田先生ご自身を含めた28名の研究者による、英語統語論・意味論・語用論、英語教育、日本語統語論・意味論・錯語メカニズム・音読処理モデルに関する論考26編を集録している。前述の各研究教育機関で親交を深めた(筆者を含む)研究者6名によって編集され、筆者は、文副詞admittedly, allegedly, purportedly等の派生メカニズムと形容詞的受身形an admitted thief, an alleged murderer, a purported billionaire等の派生メカニズムを考察し、前者は通常の受身化が関与するのに対して、後者では通常の受身化に加えて倒置操作が関与することを論じた。

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