人文社会科学部は、人文科学・社会科学の多様な学問分野をカバーする多彩な専任教員を擁する総合学部です。人間や社会に関して多岐にわたる教育研究が活発に行われ、教育力、研究力ともに高水準で充実した内容を誇っています。また、世界的に評価の高い地上絵研究で知られるナスカ研究所をはじめ、映像文化研究所、やまがた地域社会研究所、安全安心価値創造研究所などが附属機関として併設されており、学生は進行中の研究活動や成果に触れることができます。
現在、人文社会科学部には5つの教育コースがあります。
人間文化コースでは、人類の文化的活動の価値について体系的に学び、グローバル・スタディーズコースでは、外国語の運用能力を高めながら分野横断的に国際社会と国際文化について理解を深めます。総合法律コースでは、法律学の基礎知識と法的思考力によって社会的課題に取り組む力を、地域公共政策コースでは、地域社会やコミュニティが抱える様々な課題を解決するための知識と技能を、そして、経済・マネジメントコースでは、社会で活躍するために必要な財務分析・データ分析・戦略的な考え方を身につけます。
それぞれのコースでは、特色ある専門分野を深く学べますが、同時に、外国語科目、データ処理や統計学基礎などの情報リテラシー科目、そして課題解決型演習科目といった、実社会において必要とされる基礎能力を育成するコース横断的な科目群を設定していることも、この学部のカリキュラムの特色になっています。
一九二〇年創立の旧制山形高等学校以来の長く豊かな伝統を持つ人文社会科学部ですが、よりよい教育研究を目指した改善は、これからも常に行っていきます。それらを活かすのは、この学部に集うみなさんひとりひとりの意欲と実践です。勉学に、そして課外の活動にも、ぜひ積極的に挑戦してください。
学生のみなさん、教職員スタッフはもちろん、卒業された同窓生のみなさん、後援会をはじめさまざまな形で学部をご支援くださるみなさんなど、人文社会科学部には数多くの欠かせないメンバーがいます。皆で力をあわせて、魅力と活気のあふれる学部をつくっていきましょう。よろしくお願いします!
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