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村田紅花商人文書 -翻刻と解説-

岩田浩太郎・日下龍生(編著)

村田町文化遺産活用地域活性化事業実行委員会:2015年3月

〔内容紹介〕

 本書は、文化庁事業(文化遺産を活かした地域活性化事業)に採択された村田町文化遺産活用地域活性化事業(宮城県柴田郡村田町。平成24~26年度)の成果刊行物である。A4版・全176頁。
 村田町は、江戸時代中期から質の良い南仙紅花の生産地となり、それを上方へ販売する紅花商業が明治初年にかけて活発におこなわれた地域である。村田商人は山形商人とも連携しながら、北は黒沢尻(岩手県北上市)から南は桶川(埼玉県桶川市)までの各産地から大量の紅花を集荷し上方で売り払い、その代金で上方物資を購入して仙南地方に売り捌く広域的な「のこぎり商い」をおこない経営を発展させた。本書では、調査をした町内諸家古文書のなかから紅花関係を91点選んで翻刻し、全点に解説をつけた。それらを、紅花商業の様々な分野に分けて8つの章(「京都」「輸送」「藩の規制」「集荷・注文・出荷」「経営」「情報」「地域社会」「雛人形」)に編纂した。
 村田町の「蔵の町並み」にある土蔵造りの建物は村田商人が江戸時代後期から大正時代にかけてつくったものであり、2014年9月に宮城県では初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。本書は、「蔵の町並み」の歴史文化を学習し理解を進める一つの基礎となるべく編まれた史料集である。

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