Peruvian ArchaeologyVolume 1
Tadaaki Kitagawa, Masato Sakai, and Yuichi Matsumoto(編)
山形大学出版会:2014年3月
〔内容紹介〕
Peruvian Archaeologyは山形大学人文学部附属ナスカ研究所が発刊した、ペルーの考古学に関する国際学術雑誌である。この出版はナスカ研究所の研究活動の一環であり、研究所の学術成果を国際的に発信し、研究所を諸外国の研究者が交流する拠点として機能させることを目的としている。
Editorial Advisory Boardにはアメリカ、日本、ペルー、ドイツ、イタリアの研究者が名を連ねており、それぞれの豊かな研究経験に基づく助言が本誌の編集に反映されることとなった。
出版に際しての言語は英語、スペイン語を中心としており、査読を通じて採択される論文のレベルを高く保つことができると考えている。
創刊号では、計2本の英語論文を採択した。内一本は、イェール大学(米国)の研究者によるペルー北海岸の漁村(紀元前1800-1200年)に関する論考であり、もう一本はテュレーン大学(米国)と山形大学の研究者によるペルー中央高地の神殿(紀元前800-500年)の出土遺物を対象とした論考である。今後年一回の刊行を予定している。