公開講演会兼研究成果報告会「遊牧社会の「日常」を描く:清代モンゴル史研究の新視角」が開催されました。
2019年7月30日
2019年7月25日に、公開講演会兼研究果報告会「遊牧社会の「日常」を描く:清代モンゴル史研究の新視角」を開催しました。
本学部の中村篤志准教授が、科研費・国際共同研究加速基金を取得し、昨年度モンゴル国で国際共同研究を行いました。今回、その研究パートナーであるモンゴル国立大学歴史学部のO.オユンジャルガル博士を本学にお招きし、共同研究の成果と今後の研究の可能性について各々以下の講演を行いました。
従来の歴史像・社会像をいかに克服するのか。現地調査や空撮などの手法を用いる中村准教授と、書簡という新たな資料の読解に挑むオユンジャルガル先生、それぞれの取組が紹介されました。
・中村篤志(山形大学)
演題「留まるモンゴル人・行き交う漢人:清代の駅站・隊商路をめぐって」
・O.オユンジャルガル(モンゴル国立大学)
演題「王公の手紙を読む:モンゴル国アーカイヴの新たな可能性」