令和元年度 山形大学公開講座[人文社会科学部]『多文化共生と日本』を開催します。
2019年8月19日
これまでの日本は、外国人を受け入れることに積極的ではなく閉鎖的な社会であるといわれてきました。国際社会がグローバル化し、ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越えて行き交う時代のなかで、日本は年間約3,000万人の外国人が訪れる観光立国に成長しました。このように観光地では外国人の姿を目にするようになってきましたが、日本は依然として移民や難民の受け入れには消極的であり、外国人と共存する多文化社会になったとは言い難い状況です。
本講座では、日本における多文化共生をめぐる歴史を振り返り、欧州の多文化共生に触れながら、この課題を「ナショナリズム」や「人権」といったキーワードとともに考えていきます。
【日 時】令和元年9月10日(火)~10月8日(火)
午後6時30分~8時10分(計5回)
【場 所】山形大学人文社会科学部1号館1階103教室
【対 象】一般市民・大学生・高校生 定員30名
【受講料】一般2,000円 ※大学生・高校生無料
【募集期間】令和元年8月19日(月)~8月30日(金)