「異文化間コミュニケーション実習Ⅰ」(台湾)帰国報告
2023年9月14日
8月14日から9月1日まで、台湾で異文化間コミュニケーション実習Ⅰを実施しました。
今回は計8名の学生が受講し、協定校である国立台湾師範大学の協力を得て、中国語研修のほか、より実践的・主体的に学生や市民と交流し、台湾を深く知るための現地調査を行いました。この実習は、ふすま同窓会および人文社会科学部後援会からの補助を受けて実施されました。この場を借りて感謝申し上げます。
3週間と決して長くはない滞在期間でしたが、午前は少人数クラスで3時間の実用的な会話授業を受け、中国語勉強の楽しさを味わい、午後は師範大学語学センター企画の文化授業と校外活動に参加し、台湾の文化事情と現地歴史を肌で感じ、理解を深めました。さらに余暇時間を利用して夜市でローカルグルメを食べ歩きや、屋外運動場でスポーツ、台北近郊で日帰り登山など、各々台湾生活を満喫しました。
現地調査に関しては、参加学生は出発前に2班に分かれ、台湾について知りたいことを主体的に決め、調査プランを立てました。1つの班は「歴史、レトロなどをキーワードとして台湾の街並みを楽しむ」、もう1つの班は「台湾の寺院を巡り、祀られている神や歴史について調査する」です。これらの調査は現地生活の二週目から、台湾師範大学の台湾史・台湾文学専門の学生たちのバディと共に実施され、不十分な語学力を、勇気と知恵とチームワークでカバーしながら、テーマに沿った台湾の魅力を十分に探検しました。この成果は、現地の発表会で報告され、帰国後には山形大学の成果報告会で公開されます。
▲歓迎会で理解を深め合うクイズ ▲クイズの回答を相談中 ▲師範大生の素敵なおもてなしに感謝
▲師範大学キャンパスツアー ▲現地の先生と楽しい会話授業 ▲校外活動:十分で灯篭上げ
▲校外活動:宜蘭伝統芸術センター ▲現地調査:四四南村と101 ▲現地調査:中正紀念堂
見学
▲大稻埕の夕焼け ▲野球とバスケで日台交流 ▲永康街で散策
▲送別会では台湾史研究所の所長 ▲修了式 ▲師範大生の皆が空港まで見送りに
康培德教授からご挨拶および日 来てくださいました
本とゆかりのある名産品玉里羊
羹をいただきました