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国際学術講演会「「モンゴル」を繙く:フィールドワークからみえる多様性」を開催

2024年11月18日

 2024年11月15日に、人文社会科学部と山形大学歴史・地理・人類学会の共催で、国際学術講演会を開催しました。メインゲストとして、モンゴル日本人材開発センターの専門家・滝口良氏、理学部の横山潤教授を招き、本学部の中村篤志と3名で、「モンゴルの多様性」を共通テーマに、以下の研究報告を行いました。

  • 滝口 良(モンゴル日本人材開発センター)「木と人のつながりからみる都市:ウランバートルとゲル地区」
  • 横山 潤(理学部)「モンゴルの植物から見た自然と人との関係」
  • 中村篤志(人文社会科学部)「モンゴル国における定住・農耕の歴史的系譜」

 冒頭、中村文子副学部長より、これまでのモンゴル日本人材開発センターとの協力関係、学際的・国際的研究としての本講演会の意義が述べられたあと、各報告者から、ウランバートルの都市構造と木材資源、モンゴルの草原・森林の特徴と人の利用、それらが歴史的にどのように展開してきたのかについて発表をしました。

 報告者の3人は、文化人類学、植物学、歴史学と専門分野は異なりますが、分野横断的な視点とフィールドワークを重視していること、そして、モンゴルの多様性に注目していることが共通しています。

 参加者はおよそ30名で、学外からの参加者も多く、質疑応答では、モンゴルの都市と環境、人間の介入が与える植生への影響、遺跡の立地と周辺環境など文理の枠を越えた多様な問いが出され、議論も大いに盛り上がりました。国境を越え、学部の枠を越え講演を快諾いただいた滝口先生と横山先生、来場いただいた皆様に深く感謝申し上げます。

 

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