「法律・政治研究会」を開催
2018年1月25日
1月24日(水),今年度の「法律・政治研究会」が開催されました。
今回は,2017年10月に着任された中村文子准教授(専門は国際関係論)によって,「グローバル・ガバナンスと人権―人身売買をめぐる東アジアと欧州における地域的取り組みを事例として―」と題する報告が行われました。
世界における人身売買の現状とEUやASEANによる取組みが紹介され,「規範のライフサイクルモデル」(ここでは人身売買の禁止規範ないし被害者の人権を保護する規範がどのように形成され促進されていくかについてのモデル)という観点からの分析が示されました。
報告後には,法律・政治系の教員から大変多くの質問や意見が出され,白熱した研究会となりました。