商法ゼミが、立命館大学、慶應義塾大学と合同ゼミを行いました。
2024年11月19日
立命館大学、慶應義塾大学、山形大学商法合同ゼミを、11月16日(土)にオンライン(zoomミーティング)で開催しました。今年は、退任取締役に対する退職慰労金の不支給事案を取り扱いました。退任取締役の代表取締役に対する不法行為に基づく損害賠償請求を認容した福岡高裁の判断に対し、賛成、反対の立場からディベートを行いました。10月1日の問題開示後、資料収集、賛成・反対双方の立場からの理論構成を検討し、10月28日に判旨反対の立場から、対戦相手の立命館チームに中間報告(ビデオレター)を送付しました。その後、立命館チームからの中間報告、部会担当の先生からの論点整理を踏まえ、最終答弁に向けてさらに準備を進めました。当日は、その場での質疑応答の難しさを実感しながらも、相手の意見を尊重しつつ、現行制度とその運用・課題について理解を深める貴重な機会となりました。
商法ゼミ担当:コーエンズ久美子