モンゴル日本人材開発センターとの共同授業開発プロジェクト「日本語」を通して、海外を知る」を開催
2021年4月16日
2021年3月11日
国内大学、海外大学とのオンライン会議に次いで、学部国際交流委員会によるイベント第三弾となりました。この回では、2019年度から人材教育の協定を結んでいるモンゴル日本人材開発センター(以下、日本センター)に協力頂き、コロナ禍における学生の国際交流機会を増やすためのオンライン授業開発に取り組みました。
モンゴルで日本語がどのように学ばれているのか、何を目的にどのレベルで学ばれているのか。現場での教育方法から、日本語学習熱の背後にある政治的・経済的動向まで、日本語学習を通して海外を知る、そのような授業の開発を模索しました。
第一部では、日本センターの三本智哉氏(国際交流基金・日本語専門家)、エルデネツェツェグ氏(日本語課課長)の両名に、モンゴルにおける日本語教育の現状、日本語教育の現場で生じるつまずき・文化差をテーマに模擬授業をしていただき、その後、本学部生相手に授業を行うことを想定し、双方で意見交換をしました。
当日は是川学部長、鈴木副学部長(国際交流担当)始め本学部の先生・学生、基盤教育院の日本語教育に関わる先生にも参加頂き活発な意見交換ができました。ひとコマの授業に収まりきらないアイデア、今後の可能性が幾つも見えてきました。次年度以降の授業に生かしていきたいと思います。(担当:中村篤志)