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海外提携校とオンラインサミットを開催しました!「COVID-19禍における国際交流の現状とこれから」

2021年4月1日

令和3年3月8日(月)、山形大学と世界各国の学術交流協定校が集結し、「海外提携校オンラインサミット」が開催されました。
山形大学は約32カ国80校の大学や機関と学術交流協定を結び、在学生への留学支援を行っています。例年、多くの学生が協定校への留学を経験していましたが、近年は新型コロナウイルスの影響もあり、各国への往来が制限されています。
このため、このサミットでは、コロナ禍における学生への留学支援の方法について、情報交換を行う目的で開催されました。
今回は、山形大学が主催し、台湾の銘傳大学(Ming Chuan University)、モンゴルの新モンゴル学園(New Mongol Academy)、ミャンマーのカチン大学(Kachinland School of Arts and Sciences)、タイのメーファールアン大学(School of Social Innovation Mae Fah Luang University)、インドの国際交流基金ニューデリー日本文化センターの国際交流担当者が参加。
本学の留学支援の現状について、山形大学学士課程基盤教育機構の内海教授は「今年度は新型コロナウイルスの影響で、各国の往来が制限されていました。このため、代替手段として学術交流協定校等とのオンライン交流会を実施しました。イギリスのヨーク・セントジョン大学やインドのティラク・マハラシュトラ大学TMVと計10回程実施し、両校の学生同士が日本語と英語によるグループディスカッションを行いました。学生が主体となり、自身の学生生活などを発表することで語学学習につながっています。また、学生からの満足度は高く、気軽に交流を持てる点が、オンラインで実施する利点であると考えています。しかし、各国との時差により、参加できる学生が限られてしまうことが課題」と述べました。
また、今回オンラインサミットに参加された協定校からも現在の状況について発表があり、台湾の銘傳大学(Ming Chuan University)の林玉恵先生は「オンライン交流会を体験した学生からの満足度は高く、もっと会話したかったとの感想が寄せられました。これからもオンライン交流会を継続するために協定校との繋がりを大切にしたい」と述べられました。
今回のオンラインサミットで、各校が情報を共有したことにより、今後の更なる留学支援の充実に繋げる良い機会となりました。学生が留学の機会を逃しつつある現状を忘れずに、大学が学生に対してどのようにサポートしていけるのか考えていくために、今後もこのサミットを継続し、協定校同士の繋がりを強めていきたいと考えています。
山形大学 留学支援ページはこちら

あいさつをする是川晴彦人文社会科学部長

座長をつとめた中澤信幸教授(人文社会科学部)

山形大学の報告をする内海由美子教授(学士課程基盤教育機構)

サミットの統括をする鈴木亨人文社会科学部副学部長

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