Agoraトピックス:お知らせ

Agoraトピックス:お知らせ

ホーム > Agoraトピックス:お知らせ一覧 > 今村真央教授が第39回大平正芳記念賞特別賞を受賞しました!

お知らせ

今村真央教授が第39回大平正芳記念賞特別賞を受賞しました!

2023年6月19日

本学部今村真央教授が翻訳に携わった、アンソニー・リード著『世界史のなかの東南アジア―歴史を変える交差路』(上下巻、名古屋大学出版会、2021)が、第39回大平正芳記念賞の特別賞を受賞しました。この賞は、公益財団法人大平正芳記念財団が、日本外交の重要な一環を形成する「環太平洋連帯構想」の推進と思想の普及に寄与するため、環太平洋連帯構想に関する政治・経済・文化・科学技術における優れた著作に対して授与しています。このたびの特別賞には訳書が選ばれ、翻訳の功績が評価されることとなりました。贈呈式が6月12日に東京にて行われました。

<今村真央教授による受賞のコメント>
このたび大平正芳記念賞特別賞をいただいた『世界史のなかの東南アジアーー歴史を変える交差路』(名古屋大学出版会)は5人の研究者が共同で翻訳した本です。この本を翻訳しようと提案したのは私でした。その理由は、山形大学での講義でこの本を使いたかったからです。
実際に翻訳を終えるには5年間という長い時間がかかりました。しかし、優れたチームメンバーに恵まれ、そして数えきれない程多くの専門家に助けられ、質の高い学術翻訳書を世に出すことができました。訳の正確さや工夫や、そして注や解説が高く評価され、翻訳チーム一同とても喜んでいます。
さっそく小白川キャンパスでの「東南アジア地域論」という授業で今年度から教科書として使っています。この優れた学術書から、多くの学生が東南アジアや歴史学に関心を抱くことを願ってやみません。

翻訳チームのメンバーと。左端が今村です。

ページトップへ

ページトップへ

サイトマップを閉じる ▲