2022年度海外研修（異文化間コミュニケーションI）の報告会を開催しました

2023年7月6日

7月5日（水）に2022年度海外研修（異文化間コミュニケーションI）の報告会を開催しました。コロナ禍によりほぼ３年ぶりの報告会となります。今回は2022年度に実施したタイ実習とドイツ実習から、それぞれ２名の学生さんによる写真や映像を交えた報告がありました。

タイ実習履修生からは、人文社会科学部との協定大学であるメイファールアン大学（タイ）とカチン大学（ミャンマー）の学生との交流や、多言語社会でのアイデンティティ、移民の状況、現地での日本語教室の実践体験などについての発表がありました（報告者：中田有咲さん、善方詩乃さん）。また、ドイツ実習履修生は、ドレスデンの語学学校での研修の様子や古い街並みが世界遺産に登録されている町での新しい橋の建設をめぐる騒動や、ヨーロッパにおけるピクトグラムの色彩とジェンダーの関わりなどについての発表がありました（報告者：渡美貴さん、寺坂香音さん）。ご参加いただいたふすま同窓会の皆さんからの質問や意見交換もあり、世代を超えた交流の場となりました。

コロナ禍により２年以上にわたり海外研修ができなかった時期がありましたが、今村教員がタイ実習を、摂津教員がドイツ実習を企画・運営し、計35名の学生が参加しました。海外での実践的な体験を経て大きく成長した学生の皆さんの姿を見て、あらためて大学における海外研修の教育的意義を再確認できる機会となりました。

本研修の実施に際しては、ふすま同窓会および人文社会科学部後援会から多大なご支援をいただいております。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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