労働政策ゼミが4大学の東北ジョイントゼミを開催しました
2024年11月15日
労働政策ゼミは,11月9日(土)に弘前大学,東北学院大学,福島大学の労働法ゼミとの合同ゼミを開催しました。この「東北ジョイントゼミ」は,歴代の労働法担当教員が続けてきた20年以上続く伝統ある合同ゼミで,今年度は山形大学が開催校を務めました。
山形大学労働政策ゼミは,3年生が公立中学校教員の過剰労働について実態や課題に関する調査を行い,長時間労働是正のための方策等を発表しました。祝日の影響でゼミの回数が少ない中ではありましたが,法制度自体が特殊な公立中学校教員の働き方について丁寧に調査し,検討を深めました。4年生は,事前準備での3年生へのアドバイスのほか,当日の司会・タイムキーパー・マイク回し等を担当しました。
当日は,弘前大学が不妊治療と仕事の両立,東北学院大学がパワーハラスメント,山形大学が公立中学校教員の過剰労働,福島大学が解雇についてそれぞれ報告を行い,約65名の参加者による活発な議論が行われました。最優秀賞は弘前大学,教員特別賞は福島大学でした。今年度も,各大学の多様で充実した報告・議論から刺激を受ける貴重な機会となりました。