金融教育指定高校で山口教授が講演
2017年11月8日
平成29年11月7日に山口昌樹教授(国際金融論)が宮城県立名取高校において講演しました。同校は平成29年からの2年間にわたり金融教育の研究指定校となっており、高校における金融教育の一層の推進・普及に取り組んでいます。教育の目的は、金融に関する健全な意思決定を行い、経済的に自立した生活を営むために必要な金融に関する意識、知識、技術、態度及び行動を育成することにあります。
今回の講演は宮城県金融広報委員会(会長・村井宮城県知事)からの依頼により金融教育講演会として実施したものです。山口教授は「将来不安に投資力で克つ」というテーマで860人の聴衆に対して1時間の講演を行いました。講演の前半では家計の長期的な安定について具体的なシーンとデータにもとづいて概観し、後半は金融の基礎知識を解説するとともに長期分散投資の重要性を伝えました。体育館で床に座っての聴講にもかかわらず、メモに勤しむ生徒の姿が目立ちました。