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研究・地域連携

歴史の痕跡を地図でたどる 『地図でみる山形~市街地に刻まれた出羽の歴史~』を発刊

2021年4月12日

山田浩久教授(地理学/人文社会科学部担当)らが制作した書籍『地図でみる山形 ~市街地に刻まれた出羽の歴史~』が、令和3年3月15日、海青社から発刊されました。

山形県は、平成の大合併によって現在35の市町村から構成されていますが、本書では、大合併前の旧44市町村を対象にして、それぞれの市街地(主要集落)に見出されるその土地の風土を読者に伝えることを目的にしています。本書は、基本的に右頁に2万5千分の1の原寸地形図を置き、見開き2頁で山形県の市町村の市街地を紹介しています。執筆にあたり、1年間にわたる山形県全域のフィールドワークを行ったことで、修験や三山参詣、覇権争い、紅花交易、企業誘致、観光といった各時代の趨勢のなかで、街道、舟運、鉄道、高速道路等を介して県内の土地が深く結びつき、それが時代の変遷に伴って変化してきたことが今日の山形の地域構造に結びついていると歴史の流れ「脈絡」を確認できました。本書を通して、市街地に刻まれた歴史の痕跡を地図上で確認してもらえればと思います。

【執筆者】

山田浩久教授(山形大学)
山口泰史准教授(熊本学園大学)
松山薫准教授(東北公益文化大学)
本多広樹講師(山形大学)

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