人文社会科学部

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法律学の基礎知識と幅広い法的思考の術を学び、地域社会の課題を法的な視点をいかして解決する力を身につけます。

  • 法学部と同様の体系的な法学教育プログラムを通じて法的リテラシーと法的思考方法を身につけます。
  • 他コース・他学部との相補的な連携による学際的な教育プログラム。
  • 法律専門機関・団体との連携・協力による実践的な演習科目を創設。

養成する人材像

自治体や企業の法的課題解決力の向上に貢献できる人材

法律学の基礎的知識を修得したうえで、学際的および実践的視点を養う教育プログラムの履修を通じて幅広く応用可能な法的思考能力を身につけることにより、法律学の視座から地域社会の課題解決に取り組むことのできる人材を育成します。

教育内容

体系的な法律専門知識の教育

体系的な法学専門教育のプログラムを通じて、法的な基本素養と汎用力の高いリーガルマインドを身につけることができます。専門的な学力を土台にしてこそ、現代の地域社会が抱える様々な課題を法的に解決していくべく考え、行動することができるのです。

専門的知見を多角的に練磨する学際的教育

他コースとの連携を強めて、広く学際的視点から物事に柔軟に対処できる人材の育成を目指します。
経済・マネジメントコースとの連携では、法律やルールが人々の行動に与える影響を経済学的手法を用いて分析する術を学びます。地域公共政策コースとの連携では、法律や制度が政治的・政策的過程を通じて国民生活の向上に寄与するメカニズムを学びます。

理論と現場を結びつける実践的教育 

弁護士会、司法書士会、矯正保護施設等と連携協力し、地域社会が直面する具体的な課題の解決に向けて、法学の基礎理論を現場レベルで実践する「法務実践演習」を開講します。
高齢者法務実践演習、消費者法務実践演習、刑事法務実践演習などを開講予定。

法務実践演習のメニュー

高齢者法務実践

判断能力が低下していく高齢者の権利保護のための法的対策を考案・実践。

消費者法務実践

ネット時代における消費者の権利保護のための法的対策を考案・実践。

刑事法務実践

少年院を始めとする矯正保護施設と連携し、少年更生保護プログラムを策定。

ジェンダー法務実践

地域NPOと連携し、ジェンダー基本条例の比較分析と構想を行います。

労働法務実践

地域の団体と連携し、具体的労働問題の解決を検討します。

他コースとの連携による実践演習

ビジネス創業実践/経済・マネジメントコースとの連携で起業を模擬体験する。公共政策実践/地域公共政策コースとの連携で自治体での法実務を模擬体験します。

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