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ライアン スティーブ

Steve RYAN

コース:グローバル・スタディーズコース
メールアドレス:ryan@
ホームページ:http://www-h.yamagata-u.ac.jp/~ryan/Ryans_Website/Welcome.html
オフィスアワー:シラバスを参照してください。
専門領域:異文化間コミュニケション、異文化間心理学
大学院担当:両専攻共通 現代外国語[英語]I,II
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/7_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • My current research area concerns cross-cultural misunderstandings between Japanese and Americans as a result from specific cultural schema. I am interested in researching and exposing the psychological and cultural concepts that go unrealized to the speaker when they communicate with another person. A person's, generic base of information, or schemata, is the basis for the most serious kinds of cross-cultural misunderstandings because they are part of the daily routine of life the target culture. We, as cross-cultural speakers, must focus on exposing the simple daily-life assumptions which underpin a person's communicative behavior.

論文

  • Ethnocentrism, Bias and the Culture Definition Problem,山形大学人文社会科学部 研究年報,21 1-16,2024年03月
    単著
  • Hidden Biases of Cultural Schema.,Hidden Biases of Cultural Schema., 173-182,2016年08月
    単著
  • Cultural Diplomacy in International Relations: understanding hidden bias in cultural knowledge,山形大学紀要(人文科学),18(2) 63-86,2015年02月
    単著
  • ”The Role of Schemata in Cross-Cultural Misunderstandings.”,Nagoya City University.Joumal of Humanities and Social Sciences, ,2000年03月
    共著

著書

  • Strategic Learning for the TOEIC,松柏,2015年04月
  • Best Approach to the TOEIC Test,松柏,2011年04月

相談に応じられる分野

  • 英語教育・国際文化交流・異文化コミュニケーション

インタビュー

 ― : 先生の研究分野の異文化間コミュニケーションとは具体的にどんなことを研究していらっしゃるのでしょうか? ライアン: 私の研究している異文化間コミュニケーションという分野は、アメリカ人や日本人が同じものを見てまったく違う感じ方をしますが、その差異を研究する学問です。例えば私が初めて日本の神社に行ったとき卍のマークを見つけて怖い思いを抱きました。日本人なら神社を表す記号と分かるのでしょうが、私はナチスドイツの鉤十字を連想してしまい、ナチスに関係ある場所かと思ったのです。また例えば「ちょっと」という曖昧な言葉の英語の訳語は存在しません。「ちょっと待っていて。」は“Please wait.”という直球の文章になってしまいます。英語は日本語に比べてダイレクトですね。
 ― : 先生はどうして日本にいらっしゃったのでしょうか?
ライアン: アメリカの大学で経済学部を卒業した後、アメリカで会社員をやっていました。しかし会社を辞めて、ヨーロッパ、中国、日本を回るツアーに参加し、最後に来た日本が一番気に入り、一年くらい住んでみようと思い、住んでみる事にしました。住んでいる間にますます日本が気に入り、今年で19年目になります。
 ― : 先生はずいぶん日本語がお上手ですが、先生はどうやって日本語を覚えられたのでしょうか?
ライアン: 実は初めて日本に来たときはまったく日本語が喋れず、車のナンバープレイトにひらがなを発見して喜んでいました。日本語を勉強しようと決めて毎日日本語で日記を書いていました。また、日本語の文法書を買って読んだり、日本人の友人とお喋りをして日本語を学びました。
 ― : 私は英語がうまくなりたいのですが、どうやったらうまくなれるでしょうか?
ライアン: 一番大切なのは、毎日聞くトレーニングを続けることです。インターネットやラジオ、テレビなど毎日続けてみてください。特にインターネットでESL(English Second Language)で検索すると、様々なレベルの英語で書かれた文章が出てきます。自分のレベルに合わせて読んでみるといいと思います。そして、私が日本語で書いたように英語で日記をつけるといいと思いますよ。今日起こったことや感じたことを、今まで使わなかった表現などを辞書で調べて日記に書くのはとても役に立ちます。
最後にモチベーションを常に持ち続けることです。英語で面白いものを探し、夢中になってください。英語には音楽や映画など楽しいものがたくさんあります。きっと楽しく英語の勉強ができると思いますよ。

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