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是川 晴彦

KOREKAWA Haruhiko

コース:経済・マネジメントコース
メールアドレス:korekawa@
ホームページ:
オフィスアワー:シラバスを参照してください。
専門領域:理論経済学、公共経済学
大学院担当:社会システム専攻 公共経済学
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/418_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • (1)資源配分の効率性損失の尺度および所得分配の不平等の尺度についての研究 (2)租税政策を中心とした公共政策の評価についての理論的研究 (3)中心市街地活性化に関する研究

論文

  • 国道 347 号通年通行による地域活性化効果の調査研究,東北経済学会誌,73(1) ,2020年03月
    共著
  • 中心市街地における戦略的経済行動分析-持続可能な中心市街地活性化政策の考察ー,科学研究費成果報告(研究代表者), ,2018年06月
    共著
  • 国道347号通年通行に関する地域活性化効果の調査研究(H29年度版),尾花沢市・大石田町広域連携推進協議会委託事業成果報告書, ,2018年03月
    共著
  • 国道347号通年通行による地域活性化効果の調査研究,尾花沢市・大石田町広域連携協議会受託研究報告, ,2017年03月
    共著
  • 総合計画・実施計画と連動する有効的かつ効果的な行政評価と進捗管理について,長井市受託研究成果報告書, ,2015年00月
    単著
  • 総合計画で捉えるべき目標設定と評価手法及び効果的な実施計画について その2:総合計画の実施に求められる形骸化しない実施計画について,長井市受託研究成果報告書, ,2014年03月
    単著
  • 総合計画で捉えるべき目標設定と評価手法及び効果的な実施計画について その1:基本構想段階で目標設定や指標設定をどのように行うべきか,長井市受託研究成果報告書, ,2014年03月
    単著
  • 安曇野市のデマンド交通システムの実態と考察,山形大学紀要(社会科学), ,2013年02月
    単著
  • 目標設定と指標作成の意義について,長井市第五次総合計画策定に関する研究報告書, ,2013年00月
    単著
  • 大型店撤退後の中心市街地再開発における経済行動分析,科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書(研究代表者), ,2013年00月
    共著
  • 山口市中心市街地の実態と活性化政策,山形大学紀要(社会科学), ,2009年07月
    単著
  • 中心市街地活性化政策の理論的研究,科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書, ,2009年06月
    共著
  • 非同質的なクールノー企業の経済行動と価格変化の関係について,山形大学紀要(社会科学), ,2008年07月
    単著
  • 他財の価格変化が不完全競争市場に及ぼす経済効果について,山形大学人文学部 研究年報, ,2008年02月
    単著
  • クールノー企業に対する物品税課税の経済学的特徴について,山形大学紀要(社会科学), ,2007年07月
    単著
  • 非同質的な不完全競争企業に対する物品税課税について,山形大学人文学部 研究年報, ,2007年02月
    単著
  • 物品税課税と不完全競争企業の利潤の変化,山形大学紀要(社会科学), ,2006年07月
    単著
  • 不完全競争市場と物品税課税-推測的変動とovershiftingの視点から-,山形大学人文学部研究年報, ,2006年02月
    単著
  • 中心市街地における活性化とは何か-定性的・定量的分析における定義-,山形大学まちづくり研究所, ,2005年03月
    共著
  • 中心市街地の機能と活性化-保有資源の類型化と活用の視点から-,山形大学大学院社会文化システム研究科紀要, ,2005年03月
    単著
  • 収穫逓減技術と課税政策,『山形大学紀要(社会科学)』, ,2004年07月
    単著
  • 中心市街地の経済学的考察-経済理論によるアプローチと活性化指標の作成-,山形大学紀要(社会科学),34(1) ,2003年07月
    単著
  • 資源利用係数と租税政策の評価,山形大学紀要(社会科学),32(2) ,2002年02月
    単著
  • 応用経済学における基本的諸対応の連続性について, 山形大学紀要(社会科学),27(1) ,1996年07月
    単著
  • 資源配分の効率性損失の尺度について-Debreu係数と消費者余剰係数-, 研究年報 経済学(東北大学),58(1) ,1996年06月
    単著
  • 税率改正についての考察-効率性の観点から-, 季刊理論経済学,43(3) ,1992年09月
    単著
  • 租税の帰着と最適課税に関する考察,岩手県立盛岡短期大学 法政論叢, ,1991年12月
    単著

著書

  • 地方都市の持続可能な発展を目指して,山形大学出版会,2013年02月

学外での活動(高大・地域連携等)

  • 米沢市議会における研究会講師(議員定数・報酬について・・議会案への講評),2016年09月
  • 米沢市議会における研究会講師(議員定数・報酬のあり方について),2016年03月
  • 東北税理士会集中講義の講師(中心市街地の課題と活性化),2014年09月
  • 西川町職員研究会における講師(「TPPについて考える」),2014年02月
  • 天童商工会議所の研修会での講師(中心市街地活性化),2014年00月
  • 講演会講師(中心市街地の課題と活性化を考える・山形駅前商店街),2013年00月
  • ながい市民未来塾の講師,2010年00月-2013年00月
  • 中心市街地活性化に関するパネルディスカッション(司会担当・東北経済学会主催),2009年10月
  • 最上地域の民生委員・児童委員にかかる研修会の講師(「国民生活から見た現在の経済状況」,新庄市),2009年10月

相談に応じられる分野

  • 経済理論・公共経済学・まちづくり

インタビュー

 ― : 先生はミクロ経済学と公共経済学を研究していらっしゃいますが、主にどういうことを研究していらっしゃるのでしょうか?
是 川: 私の研究しているミクロ経済学では消費者や企業がどのように経済行動を決定するのか、またそれらの行動がどのように結びついていくのかについて分析します。
 ― : たとえば、どういうことでしょうか?
是 川: 消費者はどれくらいの時間働くか、またそれによって得た所得で何をどれだけか、また企業は雇用量や生産量をどれだけにしたらよいかを分析しています。
また市場のはたらきについても分析しています。公共経済学はそのミクロ経済学の考えを用いて、政府の活動について考えます。ところで不況になると缶コーヒーが売れなくなるといわれていますが、どうしてだと思いますか?
 ― : ビジネスマンが買わなくなるからでしょうか?
是 川: 缶コーヒーを一番買う人はトラック運転手や夜道路工事をする人です。不況になると流通が減り、また公共事業が減ると道路工事が行われなくなります。流通が減ります。そのため缶コーヒーが売れなくなるのです。こういうことを分析するのがミクロ経済学です。
 ― : ミクロ経済学は身近なところで使われているのですね。ミクロ経済学の面白さとはなんでしょうか?
是 川: 企業や家庭や政府の行動が複雑に関係しあって現実の社会現象が生じています。企業や家庭の結びつきを一つ一つ解明していくところにおもしろさを感じています。人間一人一人の行動は独立しているのに、みんながやると「影響」になり社会を動かします。
 ― : 面白いですね。先生はなぜミクロ経済学を研究しようと思われたのですか?
是 川: 大学生のとき、ゼミの勧誘の掲示板を見ておもしろそうと思ったのがきっかけです。実際にゼミに入ってみたら身近なことを論理的に考えることのおもしろさに気づき、そのまま研究者になりました。
 ― : 最後に高校生に一言お願いします。
是 川: 高校での勉強を大切にしてほしいと思います。一見すると役に立ちそうもない内容に思えますが、実は大学の勉強に重要な役割を果たすものであることがあります。高校での勉強をしっかりやりましょう。

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