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西平 直史

NISHIHIRA Naofumi

コース:経済・マネジメントコース
メールアドレス:nisihira@
ホームページ:http://www-h.yamagata-u.ac.jp/~nisihira/
オフィスアワー:シラバスを参照してください。
専門領域:経営工学、制御工学
大学院担当:社会システム専攻 経営システム
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/431_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  •   観光戦略に関する研究   むだ時間システムの安定解析とサプライチェーンへの応用   インターネットを用いたCAIシステムの開発

論文

  • テキストマイニングによる観光クチコミ情報の分析―山形市を対象として,山形大学人文社会科学部研究年報,16 81-86,2019年02月
    単著
  • リードタイムが変動する在庫管理モデルの安定性解析ースイッチドシステムとしての考察,山形大学人文学部研究年報,(14) 125-130,2017年02月
    単著
  • Easy Economic Experiment Systemを用いた経済実験の教育効果:囚人のジレンマと協調ゲーム,山形大学紀要(社会科学),46(1) 1-29,2015年07月
    共著
  • 制御理論を用いた在庫管理モデルの一解析-リードタイムが変動する場合,山形大学人文学部研究年報,(12) 43-51,2015年03月
    単著
  • プル方式を用いたサプライチェーンの解析と一改良法,山形大学人文学部研究年報,(11) 59-67,2014年00月
    単著
  • システム制御理論を用いたサプライチェーンの解析と一改良法−プッシュ方式の場合,山形大学人文学部研究年報,(10) 27-36,2013年00月
    単著
  • むだ時間システム表現を用いたサプライチェーンシステムの一解析−サブシステムが2つの場合−,山形大学人文学部研究年報,(9) 69-73,2012年00月
    単著
  • サプライチェーンに対して構成したサーボ系の解釈とその応用,山形大学大学院社会文化システム研究科紀要,(7) 105-109,2010年00月
    単著
  • むだ時間システムとしてとらえたサプライチェーンについての一考察−リードタイムが既知の場合,山形大学人文学部研究年報,(6) 157-162,2009年00月
    単著
  • 松山市の中心市街地の現状と活性化のための取り組み,山形大学紀要(社会科学),40(1) 97-105,2009年00月
    単著
  • 訪日外国人旅行者誘客戦略の一考察−大分県別府市と由布市を比較して−,山形大学大学院社会文化システム研究科紀要,(6) 27-33,2009年00月
    単著
  • 人工社会モデルにおけるエージェントの個人差が与える影響,山形大学人文学部研究年報,(5) 33-44,2008年00月
    共著
  • サプライチェーンにおけるBullwhip効果を抑制するための一手法−むだ時間システムとメモリーレスフィードバックを用いた解析−,山形大学人文学部研究年報,(5) 205-214,2008年00月
    単著
  • 時変むだ時間をもつ離散時間システムの安定条件−因果律を考慮したLMI条件,山形大学人文学部研究年報,(4) 129-134,2007年00月
    単著
  • :ドイツ語Web-CALLシステムの出題形式の検討−選択記述式と記述式の比較−,山形大学高等教育研究企画センター紀要,(1) 42-49,2007年00月
    共著
  • ドイツ語Web-CALLシステムにおけるより効果的な出題形式-選択式と記述式の比較-,山形大学大学院社会文化システム研究科紀要,(2) 25-32,2005年04月
    共著
  • ドイツ語Web-CALLシステムに対する学生の問題意識について,山形大学人文学部研究年報,(2) 137-146,2005年04月
    共著
  • ドイツ語CALLシステムにおけるより効果的な質問環境の構築,山形大学人文学部研究年報,創刊号 175-181,2004年04月
    共著
  • インターネットを用いたドイツ語授業補助システムの開発と実践-定冠詞の練習問題,山形大学紀要(教育科学),13-3 205-214,2004年04月
    共著
  • LMI Approach in Stability and Control of Time-delay Systems,Proc. of SICE Annual Conference 2003, 2681-2686,2003年04月
    共著
  • Robust Stabilization of Uncertain Time-delay Systems via Dynamic Memoryless State Feedback,Proc. of SICE Annual Conference 2002, ,2002年08月
    共著
  • 線形行列不等式による線形むだ時間システムのロバスト安定化,システム制御情報学会論文誌,15-7, ,2002年07月
    共著
  • むだ時間システムのロバスト安定化;-双線形行列不等式とホモトピー法による計算法-,神戸大学大学院自然科学研究科紀要,20-B, ,2002年03月
    共著
  • 保守性を軽減したむだ時間システムの線形行列不等式型ロバスト安定条件,計測自動制御学会論文集,38-2, ,2002年02月
    共著
  • Robust stability and stabilization for a class of uncertain time-delay systems via linear matrix inequlity,Proc. of the 3rd Asian Control Conference, ,2000年07月
    共著
  • 線形むだ時間システムに対する一安定条件,システム制御情報学会論文誌,12-3, ,1999年03月
    共著
  • むだ時間システムの外乱抑制ロバスト安定化,システム制御情報学会論文誌,11-2(93/95) ,1998年04月
    共著
  • むだ時間システムの外乱抑制ロバスト安定化,システム制御情報学会論文誌,11-2, ,1998年02月
    共著

学外での活動(高大・地域連携等)

相談に応じられる分野

  • サプライチェーンマネジメント
  • 観光ウェブサイトによる広報戦略

インタビュー

 ― : 先生が研究していらっしゃる経営工学とは具体的にどんな分野なのでしょうか?
西 平: 私の研究している経営工学とは経営で起こるいろいろな問題を工学的なアプローチで解決しようとする学問です。私はもともと工学部の出身で制御工学を研究していました。制御工学とはいろいろな現象を数理モデル-数式として表現し、その性質を調べたり望む性能を達成したりするにはどうすればいいかを考える学問です。おもしろいのはロボットの手を動かすのと倉庫の在庫管理をするのは同じような数理モデルで表現できることなんです。
 ― : それはどんな意味なのでしょうか?
西 平: ロボットの研究者はロボットの手を効率よく動かしたいと思い、数理モデルとして数式を使って解析し設計します。倉庫の在庫管理は経営者がいかに効率よく倉庫を活用するかについて数理モデルを使い、解析して調整します。そのほかにも数理モデルを使って効率のいい配達ルートを考えたりします。このように数理モデルを使っての解析や設計というのは電気、機械、情報などの様々な工学系の学問のほかにも経営の問題にも使えるのです。様々な分野に使えるので「横断的学問」といわれています。
 ― : ロボットと経営が同じような数理モデルで考えることができると知り、大変驚きです。経営工学の面白さとはなんでしょうか?
西 平: 数理モデルとして表される対象であれば何でも統一的に取り扱えるのが魅力ですね。
 ― : 先生は大学に入る以前から、この数理モデルについて研究なさりたいと考えていたのでしょうか?
西 平: いいえ。大学入学当初はインターネットが一般に普及しだしたばかりのころだったのでネットワークの勉強がしたかったのですが、勉強していくうちにいろいろ使える横断的な制御工学の勉強がしたくなり、制御工学の道に進みました。
 ― : 最後に高校生に一言お願いいたします。
西 平: 勉強はいろいろなものに応用ができます。なぜこんなことを勉強するか疑問に思うこともあるかもしれませんが、思わぬところで役に立つことがありますからいろいろなことを学んでほしいですね。大学に入ってからも、社会に出てからも応用が利く幅広い教養を身につけてほしいと思います。

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