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清塚 邦彦

KIYOZUKA Kunihiko

コース:人間文化コース
メールアドレス:kiyozuka@
ホームページ:
オフィスアワー:シラバスを参照してください。
専門領域:哲学
大学院担当:文化システム専攻 英米哲学
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/422_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • (1) 画像表象の分析に関する哲学的研究。 (2) 虚構概念の哲学的分析。 (3) ポール・グライスの意味の理論に関する研究。 (4) ドナルド・デイヴィドソンの解釈の理論に関する研究。

論文

著書

  • フィクションの哲学〔改訂版〕,勁草書房,2017年06月
  • 『現代哲学キーワード』第4章「言語」,有斐閣,2016年01月
  • 『画像と知覚の哲学』第4章「絵の中に見えるもの:見えるものと描かれたもの」,東信堂,2015年11月
  • フィクションの哲学,勁草書房,2009年12月
  • 主観的、間主観的、客観的(翻訳、D・デイヴィドソン著),春秋社,2007年04月
  • 画像の意味論に関する研究:平成16年度~平成18年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書 課題番号16520003,清塚邦彦(研究代表者),2007年03月
  • 真理を追って(翻訳、W・V・クワイン著),産業図書,1999年04月
  • 論理と会話(翻訳、ポール・グライス著),勁草書房 ,1998年08月

学外での活動(高大・地域連携等)

  • 哲学若手研究者フォーラム2009年度テーマレクチャー「分析美学の現在」,2009年07月
  • 早稲田大学現代文学会2008年度講演会「虚構の美がせまってくる」,2009年02月
  • 第8回 新潟哲学思想セミナー(シンポジウム提題「フィクションとリアリティ」),2011年03月
  • 出張講義「コンピュータは心を持つか?」(日本大学山形高校),2022年09月
  • 出張講義「コンピュータは心を持つか?」(山形西高校) ,2022年07月
  • 模擬講義「コンピュータは心を持つか?」(新発田南高校 大学訪問) ,2022年07月
  • ふすま同窓会山形地区談話会「ロボットの心」,2019年11月
  • 山形県臨床内科医会学術講演会「コミュニケーションの行為をめぐって」,2018年03月
  • 東京ふすま会講演会「山大人文学部の近況について」,2016年09月
  • 出張講義(楯岡高校):機械と心―心の哲学への招待,2014年02月
  • 出張講義(青森高校),2011年11月
  • 出張講義「言葉と画像の意味論」(山形西高校),2009年11月
  • 模擬講義「コンピュータの心を哲学する」(オープンキャンパス),2009年08月
  • 研究室訪問(北村山高校),2009年02月
  • 出張講義(楯岡高校),2009年02月
  • 出張講義(南陽高校),2007年05月
  • 模擬授業「記号としての絵画」(オープンキャンパス),2003年09月
  • 伝えあいの仕組み(公開講座),2000年06月

インタビュー

 ― : 先生の専攻は哲学と人間情報科学と2つの分野にまたがっていますが、どういうことでしょうか?
清 塚: 私の研究している言語哲学では記号論理学の知識が必須なのですが、論理学は人文科学系の分野とコンピュータの接点にあたります。論理学はもともと哲学の一分野でしたが、そこで重要視されてきたのは、記号の形やその変形に関わる規則でした。ですが、記号の形を認識したり、それを規則にしたがって変形することは、コンピュータの基本性能でもあるわけです。
 ― : 言語哲学とはどんなことを研究しているのでしょうか?
清 塚: 20世紀以前はデカルトなどの認識論が主流だったのですが、20世紀になってからは、言語の問題に哲学者の関心が集まるようになりました。20世紀の代表的な哲学者ヴィトゲンシュタインは「思考にではなく、思考の表現に限界を定めようとする。なぜなら、思考に限界を定めるためには、その限界の両側を(したがって、思考されえぬものを)思考できないからだ。」と『論理哲学論考』に書いています。つまり思考の限界を言語の限界が定めているのです。言語を考えることで人間の知的な能力の本性を明らかにしようとしたのが20世紀の言語哲学です。
 ― : 「楽しい」や「悲しい」という感情は言語によって表すことがなかなか難しいと思いますが。
清 塚: 感情をそのまま言語に表せなくても、「友人と遊んだから楽しい」など言語によって理由をつけることができますよね。いろんな動物が感情を持っていますが、言語によって感情を繊細に「分節化」できるのは人間だけです。
 ― : 先生はどうして言語哲学の道に進んだのでしょうか?
清 塚: 大学時代、言語哲学が流行っていました。そこで私も興味が出てきて言語哲学の道に進んだのです。しかし最近の言語哲学は限界が見えてきました。もっと包括的に心や認知の問題を考える心の哲学が流行してきました。しかし私は、もともと絵が好きだったこともあり、言語からそれ以外の記号系のほうに興味が移ってきました。言語にしても、フィクションの言語のような従来は変則事例のように見なされがちだった領域に興味があります。今後は絵画やフィクションについての哲学的分析をもう少し深めてみたいと思っています。
 ― : では高校生に一言お願いします。
清 塚: 高校時代は短いようですが、貴重な時間です。悔いのないように過ごしてください。

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