研究・地域連携・国際交流

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教員著書紹介

独自開発データによる公益法人改革の推移分析

金子優子(編著)

山形大学人文学部叢書11:2017年12月14日

〔内容紹介〕

本書は、平成20年12月に行われた公益法人制度改革が公益法人の活動に与えた影響を分析し、明らかにするものである。そのため、基幹統計調査と行政部内で作成された業務報告との個票を完全照合して、法人活動の実態を明らかにするデータを整備するとともに、改革前と改革後の完全照合データを連結したパネルデータを作成・集計している。
公益法人制度改革の延長線上に、公益法人と類似する非営利法人である学校法人及び社会福祉法人についての制度改革が行われている。このような制度改革の方向性も踏まえ、本書では公益法人と学校法人、社会福祉法人及び社会医療法人との活動実態の比較も行っている。

地方観光の広域化に関する現況と今後の方向性

山田浩久(編著)

山形大学人文学部叢書10:2017年3月1日

〔内容紹介〕

生産的労働概念の再検討

安田 均(著)

社会評論社:2016年5月

〔内容紹介〕

 重商主義批判の流れのなかで,新しい価値(付加価値)は,流通ではなく、労働によって生み出されるという考え,「生産的労働」という概念が発生しました。
 そのため、生産的労働は久しく価値形成労働の表象として、いわば表裏一体に捉えられてきました。しかし、価値を生まない労働には、商品を生産するけれども価値を生まない労働もあれば、家事労働のように商品を生まないから商品価値を生まない労働もあります。生産的労働概念と価値形成労働概念から切り離して再検討し、特別の訓練を要する複雑労働、家事労働など生活部面での商業化されていない労働など、旧来の典型的な賃金労働以外の労働の理論的位置づけを試みたのが本書です。

柏倉家ものがたり

岩田浩太郎

NPO法人 柏倉家文化村:2016年3月

〔内容紹介〕

 本書は、山形県事業「やまがた社会貢献基金」に採択されたNPO法人柏倉家文化村の平成27年度事業「柏倉家ものがたりの編集・発行」の成果刊行物である。B5版・全50頁・カラー刷。
 山形県東村山郡中山町大字岡の一帯は、黒塀を巡らした柏倉家一類(同族集団)の豪農旧家の屋敷群により構成され、裏山(三島山)の自然と一体となった伝統的な生活文化がなお息づいている地域である。本書は、この「黒塀の町並み」の歴史的景観と伝統文化の保存活用をめざして、柏倉家(本家・分家)の歴史や取り組みの現状と課題について市民向けにまとめたものである。
 「一話 歴史文化遺産としての柏倉家」「二話 柏倉家系譜の謎」「三話 九左衛門家の経営と発展」「四話 大庄屋としての活躍」「五話 社会活動と地域貢献」「六話 九左衛門家の紅花づくり」「七話 惣右衛門家の古着あきない」「八話 柏倉家を保存し活用しよう!」「九話 芸術家たちと柏倉家」の全九話からなる。
 10数年来の柏倉家(本家・分家)の古文書資料の調査成果と柏倉家をささえてきた人々へのインタビューをもとに、旧家の歴史文化に関する理解を深め、その保存活用の取り組みを進めることを提言している。

北京遷都研究―近世中国の首都移転―

新宮学著(任大煕・全東淳訳)

韓国・ソウル 書景文化社:2016年2月 全562頁

〔内容紹介〕

 本書は、東北大学に提出した学位論文『北京遷都の研究』(汲古書院、2004年)の韓国語訳です。
これまで一つの政治史的事件として扱われてきた北京遷都を、洪武・建文期から永楽・洪煕・宣徳・正統年間までを視野に入れた初期明朝政権の確立過程の中に位置付け、北京の成立過程の全体像を実証的に明らかにしています。その上で、政治はもちろん経済・社会の全般にわたるシステムの変更を引き起こした遷都の歴史的意義を、初期明朝政権の確立過程にとどまらず、元・明の連続性、ひいては中国近世史の展開というような垂直軸と、東アジア世界の展開や諸民族の動向というような水平軸の交差する中で考察を加えました。
 かつて東京大学に留学されたこともある慶北大学校の任教授から翻訳の申し出を受けたのは、10年前のことです。この間、決して良好とは言えなかった日韓関係の展開の中で、学術書の困難な全訳を完成された任・全両教授の長年のご尽力には、感謝の言葉もありません。この翻訳出版を契機に、アジア史研究における韓国と日本との学術交流が、以前のように盛んになることを期待しています。

スピルバーグ その世界と人生

リチャード・シッケル 著 大久保清朗/南波克行 訳

西村書店:2015年12月

〔内容紹介〕

 『ジョーズ』『未知との遭遇』『E.T.』や『ジュラシック・パーク』『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』など、数多くのヒット作を手がけてきたスティーブン・スピルバーグの映画を作品ごとに解説した本の翻訳をしました。著者であるリチャード・シッケルの解説のなかにスピルバーグ自身のコメントが多数収録されているのが貴重です。なにより、ヴィジュアルが豊富なのでページをめくっていくだけでも楽しめると思います。スピルバーグは「わたしの純粋な情熱であり、わたしの最大の喜び」(序文)だと述べていますが、読んでいくうちに、彼の情熱と喜びを共有できるだろうと思います。『スティーブン・スピルバーグ論』で一緒に仕事をした南波克行さんと翻訳でも一緒に仕事ができたことは光栄でした。

画像と知覚の哲学 現像学と分析哲学からの接近

小熊正久・清塚邦彦 編著

東信堂:2015年11月

〔内容紹介〕

 人間は幼児も大人も、「現物」を見るのに劣らず「画像」見て、わくわくしたり、感動したり、情報をえたりしますが、「現物」と異なる「画像」のなかに私たちはどのようにして「現物」を見ることができるのでしょうか。また、画像知覚も含む「知覚」とはどういうことなのでしょうか。こうした基本的かつ現代的な問題を山形大学に関係する研究者が中心になって、現象学と分析哲学の観点から考察した論集です。

ヴェール論争: リベラリズムの試練

クリスチャン・ヨプケ(著) 伊藤豊・長谷川一年・竹島博之(訳)

法政大学出版局:2015年6月10日

〔内容紹介〕

 ヨーロッパ社会とイスラム移民の政治的・社会的な軋轢が増えている。本書はムスリム女性のヴェールを容認するイギリス、法律で禁止したフランス、キリスト教国家を前面に押し出すドイツの移民政策や受容と排除の問題を示す。著者はヴェールをアイデンティティを映す鏡ととらえ、自分とは何者かを直視し、どのような社会を持ちたいのか再考しなければならないと訴える。

村田紅花商人文書 -翻刻と解説-

岩田浩太郎・日下龍生(編著)

村田町文化遺産活用地域活性化事業実行委員会:2015年3月

〔内容紹介〕

 本書は、文化庁事業(文化遺産を活かした地域活性化事業)に採択された村田町文化遺産活用地域活性化事業(宮城県柴田郡村田町。平成24~26年度)の成果刊行物である。A4版・全176頁。
 村田町は、江戸時代中期から質の良い南仙紅花の生産地となり、それを上方へ販売する紅花商業が明治初年にかけて活発におこなわれた地域である。村田商人は山形商人とも連携しながら、北は黒沢尻(岩手県北上市)から南は桶川(埼玉県桶川市)までの各産地から大量の紅花を集荷し上方で売り払い、その代金で上方物資を購入して仙南地方に売り捌く広域的な「のこぎり商い」をおこない経営を発展させた。本書では、調査をした町内諸家古文書のなかから紅花関係を91点選んで翻刻し、全点に解説をつけた。それらを、紅花商業の様々な分野に分けて8つの章(「京都」「輸送」「藩の規制」「集荷・注文・出荷」「経営」「情報」「地域社会」「雛人形」)に編纂した。
 村田町の「蔵の町並み」にある土蔵造りの建物は村田商人が江戸時代後期から大正時代にかけてつくったものであり、2014年9月に宮城県では初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。本書は、「蔵の町並み」の歴史文化を学習し理解を進める一つの基礎となるべく編まれた史料集である。

Geography of Post-Growth Society

Masateru Hino and Jun Tsutsumi (editors) , Hirohisa Yamada (coauthor)

東北大学出版会:2015年3月

〔内容紹介〕

 本書は,Post-Growth期における日本の都市構造の変容を海外に向けて報告する学術書である。少子高齢化の進行に伴い,わが国の都市は単に都市域を空間的に拡大させるような成長から,都市機能を集約させ効率的な都市運営を促進させる「成長」への転換を迫られている。空間的拡大に代わるこの新たな都市「成長」は,都市の地域的な特徴に大きく左右されるため,その解明には個別事例研究の積み重ねが必要とされている。本書は,わが国の大都市圏域に関する論考9編,地方都市に関する論考4編によって構成され,人口,就業,住宅,地価等の観点から変わりゆく都市構造の実態が報告されている。
 本学の山田浩久は,10章のSpatial Characteristics of Land Evaluation in the Tokyo Metropolitan Area after Great East Japan Earthquake を担当した。同章は,Post-Growth期に入り,土地評価も大きく変化している中で発生した東日本大震災が東京大都市圏の地価形成に与えた影響をまとめたものであり,土地評価に関わる新たな視点の出現とそれによる問題点が指摘されている。

山形大学人文学部附属やまがた地域社会社会研究所ブックレット1
-地域社会連携教員の活動-

やまがた地域社会研究所編

山形大学人文学部:2015年3月

〔内容紹介〕

 本書は,2014年6月に設立されたやまがた地域社会研究所のブックレットであり,本学部教員の地域社会連携に関する活動を紹介する報告書である。前半は本学部教員の岩田浩太郎「歴史文化を活かした地域活性化事業」,下平裕之「長井市市民意向調査自由記述に関するテキストマイニング分析」,山本匡毅「山形県における航空機産業の新規参入・受注拡大支援」,山田浩久「東根市高齢化対策ビジネス研究会」を収録し,具体的な連携活動が報告されている。後半は,連携活動を行っている人文学部教員の活動リストが掲載されている。

明治日本の文明言説とその変容

許 時嘉

日本経済評論社:2014年11月

〔内容紹介〕

 本書は東アジアの〈文明〉志向に内在する前近代的な様相を浮き彫りにすることで、近代日本の植民地統治の特性について再考を試みた一冊である。東アジアの中華思想支配、「文」を中心とする伝統的な文明概念と近代西洋の文明理解との融合と齟齬は、明治日本の近代国民国家の成立と海外膨張、そしてはじめての植民地台湾経営の大きな特徴をなしていたと考えられる。明治期の各場面において議論、利用、再現されたそれらの文明言説を考察することで、前近代と近代のつなぎ目、そしてイデオロギーと実体統治の間に生じた多彩な変化と多様な可能性を提示してみたい、というのが本書の意図である。タイトルに副題を入れるとすれば、「植民地台湾の統治実態との連動」というフレーズがふさわしいだろう。
 本書は2010年11月、名古屋大学大学院国際言語文化研究科に提出した博士論文『明治日本の文明言説と植民地統治――台湾統治をめぐって』に大幅に加筆修正を加えたものである。刊行にあたって、平成26年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費「学術図書」)、および富士ゼロックス小林節太郎記念基金出版助成金の交付を受けて出版された。

A Model Based on F1F2 Values for Native and Non-native Speakers Speech

冨田かおる

山形大学人文学部叢書6:2014年9月15日

〔内容紹介〕

In this study, vowels of native English speakers and Japanese learners of English are studied phonologically and phonetically. Native speakers of language produce and perceive sounds on the basis of its phonological system that they have acquired. As for vowels in English and Japanese phonological systems the former has eleven vowels and the latter has five vowels. This phonological difference affects foreign language learners’ perception and production. It is estimated that some of Japanese learners of English who have acquired the five-vowel system perceive eleven English vowels on the basis of their native phonological system. Even for those in advanced levels, perception of vowels in casual speech may not be an easy task.

Peruvian ArchaeologyVolume 1

Tadaaki Kitagawa, Masato Sakai, and Yuichi Matsumoto(編)

山形大学出版会:2014年3月

〔内容紹介〕

 Peruvian Archaeologyは山形大学人文学部附属ナスカ研究所が発刊した、ペルーの考古学に関する国際学術雑誌である。この出版はナスカ研究所の研究活動の一環であり、研究所の学術成果を国際的に発信し、研究所を諸外国の研究者が交流する拠点として機能させることを目的としている。
 Editorial Advisory Boardにはアメリカ、日本、ペルー、ドイツ、イタリアの研究者が名を連ねており、それぞれの豊かな研究経験に基づく助言が本誌の編集に反映されることとなった。
 出版に際しての言語は英語、スペイン語を中心としており、査読を通じて採択される論文のレベルを高く保つことができると考えている。
 創刊号では、計2本の英語論文を採択した。内一本は、イェール大学(米国)の研究者によるペルー北海岸の漁村(紀元前1800-1200年)に関する論考であり、もう一本はテュレーン大学(米国)と山形大学の研究者によるペルー中央高地の神殿(紀元前800-500年)の出土遺物を対象とした論考である。今後年一回の刊行を予定している。

Centros de Líneas y Cerámicas en las Pampas de Nasca, Perú, 2010.

Masato Sakai, Jorge Olano, Yuichi Matsumoto y Hiraku Takahashi(共著)

山形大学出版会:2014年3月

〔内容紹介〕

 本書は世界遺産ナスカの地上絵および土器に関する学術書(スペイン語)であり、特に地上絵の大部分を占める放射状直線の中心点に焦点を当てたものです。先行研究では、こうした中心点はナスカ台地に62点建設され、そこにはナスカ期(前200~600年)以降の土器が分布していることが主張されてきました。しかし、2010年の山形大学の調査によって、中心点は100点以上あり、中心点での活動がパラカス後期(前400~200年)から2000年間にわたることが判明しました。本書では、地上絵の分布と年代に関する山形大学ナスカ調査団の研究成果を公表するとともに、それを支える実証的なデータ(土器の分布・形態・時期)を提示しています。
 これまでのナスカの地上絵に関する議論のほとんどは、こうした基礎データを提示することなく展開してきました。しかし本書の出版によって、山形大学ナスカ調査団の研究の手法および方向性を示すとともに、各国の研究者と基礎データを共有することが可能になったと言えるでしょう。

ロシアの南 近代ロシア文化におけるヴォルガ下流域、ウクライナ、クリミア、コーカサス表象の研究

中村唯史(編)

山形大学人文学部叢書5:2014年3月

〔内容紹介〕

 本書の対象地域がロシア帝国の版図に入ったのは18世紀後半-19世紀前半であり、ロシアが近代に足を踏み入れ、西欧に比して曖昧ながらも民族意識が芽生えて、「国民文学」が成立した時期と重なっていた。「自己」意識を持ち始めたロシア人の前に、「南方」は最大の「他者」として立ち現われた。
 その一方で「南方」はロシアの文明的・精神的な原故郷とも見なされた。キエフ・ルーシの故地ウクライナはロシアの源流と位置づけられ、コーカサスはノアの方舟やプロメテウス伝承の地、黒海沿岸は古代ギリシャ文化の痕跡を宿している。ロシア帝国の南方進出は、思想や文明論では、これら旧約的な世界や古代文化への回帰、自文化の源泉への遡行とも表象された。
 ロシアの文明論的視座の中で「南方」がどのように定位されたか、ロシア/ソ連の影響下に近代を成立させた「南方」の人々が、自らの立ち位置をいかに読み換えていったかを考察した8編からなる論文集。

観光資源の有効活用と中心市街地の再生

山田浩久

山形大学人文学部叢書4:2014年3月

〔内容紹介〕

 平成25 年度の大学COC 事業「地(知)の拠点事業」として山形大学の「自立分散 型(地域)社会システムを構築し、運営する人材の育成」事業が採択され,個別分野の研究として本研究が認可されたことは,地方都市の観光政策に当該地域の大学が参 与していく大きなきっかけになったと考える。地方都市の活性化に必要な観光は着地型観光である。それは,地域資源の掘り起こしに始まり,広域からの観光客のニーズ に対応しながら,地域全体の経済活性化を目指すものであり,社会環境や自然環境のアセスメントも多岐にわたる。着地型観光を考えることは,個々の観光客の満足度を 高めることや彼らを送り出す業種の利益を増大させることを起点とする発地型観光を考えるよりも,はるかに多くの視点が必要であり,個々の研究者が対応しきれるもの ではない。「課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核」として存在する大学が組織的に携わることによって,はじめて着地型観光の 研究は可能となり,その成果を地域に還元できると思われる。今後,同事業の進行とともに様々な分野から観光政策研究がなされ,体系づけられていくことだろう。
 本書は東北創生研究所のモデル都市研究として,筆者が2012 年から行ってきた観光動向調査の延長線上にあり,足掛け3年にわたる調査から得た知見をまとめたもの である。内容的には未だ中間報告の域を出ないが,ひとまず上山市を訪れる観光客の行動パターンを類型化することができたことで,同市の地域性に基づく観光政策の方 向性を示すことができたのではないかと考える。とくに,観光動向調査から導き出された,「若年者の行動パターンが,今後の上山観光に新しい動きをもたらす」という 仮説が,学生参加型の現地調査によって確認されたことは非常に大きな意義がある。 個々の地域の特性を理論よりも現地での観察や体験によって明らかにしていく「地誌学」という講義を利用しての現地学習は,平成24 年度に行った東松島市の視察に続 き2回目である。前回はプログラムを講義に組み込み,受講者全員の同行を義務づけたが,団体行動となったために現地における参加者個人の自由度は狭められ「視察」 に終わった。一方,今回の現地学習は,実際の観光を体験するという目的のもと,有志学生による2名1組の行動となり自由度は大幅に高められた。いずれも一長一短の 現地学習法であるが,講義の内容に合わせて使い分ければ,大きな学習成果を上げることが分かった。現地学習を考える大学教員の参考になれば幸いである。

近世東アジア比較都城史の諸相

新宮学(編著)

白帝社:2014年2月

〔内容紹介〕

 本書は、「近世東アジア比較都城史研究会」の3年にわたる研究成果の一端を公刊したものです。日本学術振興会から、平成25年度研究成果公開促進費の交付を受けています。
 当研究会では、中華文明に起源する「都城」の近世段階における東アジアへの広がりと変容を比較考察することにより、近代に成立していらい現代世界を蔽いつつある都市(City)の淵源とその多様な展開を研究対象としてきました。
 本書は、「第一部:宮城をめぐる諸問題」と「第二部:都城空間をめぐる諸問題」からなり、日本と中国の都城研究を代表する10名の執筆者が論考を寄せています。政治史、社会史、歴史地理、考古学、儀礼研究など、さまざま分析方法を駆使した中国・朝鮮・日本の都城研究における最新の成果が収められています。
 なお、本学部の関係では編者のほかに中村篤志、渡辺健哉(1995年度卒業)の各氏も執筆しています。

映像の中の冷戦後世界 ロシア・ドイツ・東欧研究とフィルム・アーカイブ

高橋和・中村唯史・山崎彰(編)

山形大学出版会:2013年10月

〔内容紹介〕

 冷戦後の世界を記録した多くの映画が山形映画祭に応募され、上映され、そして山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーに収蔵されてきた。
 8人の研究者がこれらの映画を通じて論ずる。

東北近代文学事典

日本近代文学会東北支部編(編集委員:森岡卓司他)

勉誠出版:2013年6月

〔内容紹介〕

 東北六県の近代文学の達成を一望する初の事典。
 文学史上に残る文豪から現在活躍中の作家まで、800を超える人名に加え、「疎開と文学」「東日本大震災と文学」など、地方の特色を盛り込んだ多くの項目を収録する。総ページ数825。
 森岡は編集委員の他、「近代作家と東北(山形)」など10項目を執筆。人文学部からは、伊藤豊が「外国人が見た東北」を寄稿、また、奥村淳(元人文学部教授)、阿部宏慈(元人文学部教授、現山形大学理事)も項目執筆で参加。

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